9月ですね。2日から処暑の末候、禾乃登(こくものすなわちみのる)。
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字です。
日に日に稲穂の先が重くなってくる頃。稲穂はこぼれるように実り、色づき始めます。
しかし、この時期は台風が襲来してくる時期であり、各地で農作を祈るお祭りが開催されます。
さて、四季のうち、「冬から夏に向かう時」と「夏から冬に向かう時」は、
環境の変化に合わせて身体の生理も対応して変化していくため、身体にも精神にも負担がかかりがちです。
陰陽で言うと、冬から夏は「陰から陽へ」夏から冬は「陽から陰へ」とエネルギーが真逆へ向かって動いていきます。
特に季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、変わり目が来る前から変化に対応できるよう準備することが大切です。
気圧の変化などを敏感に感じ取って体調が変化する方も、日頃から養生を心がけましょう。
残暑のこの時期に取り入れたいおすすめ食材は、「丸くて、甘いお野菜」です。
例えば、この時期においしくなってくるかぼちゃ。
他にも、キャベツ、玉ねぎ、かぶなど、丸い形をしていて、自然の甘みが感じられるもの。
こういった食材を良く煮て食べるといいそうです。暑さで疲れた体を癒してくれる、滋養の効果がありますよ。
これらの野菜は、お味噌汁の具として入れてみたり、
まあるい野菜をたっぷり煮込んでポトフを作ったりして、ぜひ取り入れてみてください。
夏冷えの改善にも効果大です。
それでは今月も健康管理に気を付けつつ皆で寄り添って
楽しく日々を過ごしていただけるよう職員一同頑張ってまいります。お体御自愛ください。 (関)
投稿者プロフィール
-
料理好き 旅行と読書、甘いものとお酒が好き
姪っ子の相手をするのが日々の癒しです
最新の投稿
- リハビリ部よりこんにちは2021年7月13日新しい機械が入りました!
- うららか日和2020年2月1日東風解凍(はるかぜこおりをとく)頃
- うららか日和2020年1月10日雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)頃
- 昭和会2020年1月1日院長挨拶
この記事へのコメントはありません。