背中丸くなっていませんか?

リハビリ室の木村です。今年の寒さは例年より身に沁みますが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。
こう寒いと家の中の暖房器具の前で

じっと座っていることも多いのではないでしょうか?

寒いとそれも致し方ないのですが、

座っている時の姿勢に気を使っている人は

少ないと思います。そんな姿勢のお話を少しお話したいと思います。

寒いとついつい体が丸くなってしまいますね。

これは寒さから体を守るため仕方がないことです。

また、座ることも悪いことではありません。ただ、「座り方」が問題なのです。

当院の院長も診察の際、常々お話しされますが、

「座り・腰かけ」が一番背中を丸めます。

つまり、姿勢が悪くなるということですね。

また寒いと体温を逃がさないように背中は丸くなりがちです(写真①)。

しかも動きが少なくなります。

 

動かず同じ姿勢で(しかも背中を丸めて)座るということは、

体中の筋肉も固くなり、肩こりや腰痛を悪化させてしまうことが予想されます。

肩こりや腰痛が悪化すれば...

→手足の血めぐりの悪化を招き、痛みやしびれを悪化させる
→痛みやしびれで物が握りづらくなる、足が踏ん張れなくなる
→日常生活に大きな支障が出てくる...
など、悪循環を招きます。
もちろん全ての疾患や症状に当てはまるわけではありませんし、これが全ての原因というわけでもありません。しかし、時々背筋を伸ばして、手足を動かすだけでだいぶ違ってくると思います。

 

座ったままでいいので、
・バンザイをするように両腕を挙げ、背中を伸ばしてみましょう(写真②)

・左右交互に足踏みをして足を持ち上げてみましょう(写真③)

もちろん、これらの運動はゆっくりとした動きで行ってください。

 

じっと座っていたいこの時期ですが、

このままでは春の桜が満開の時期に思うように歩けないなんてことに

なるかもしれません。暖かいお部屋の中で大丈夫ですので、

ちょっとだけ体を動かしてみませんか?
また、当院リハビリ室ではそんなお悩みにもお答えできる

スタッフを揃えております。お気軽にご相談ください。

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