高度診断機器CT・MRIについて

迅速、正確な画像診断の為に
ストレスのない素早い撮影を行っています

CTスキャナーシステム

短時間・広範囲

高速撮影により従来のCTに比べて、
大幅な撮影時間が短くなりました。
胸部撮影を例にとると、従来約30秒かかっていた検査が、
約10秒ほどで終了します。

当院では、医療機器整備の一環として最新型全身用コンピューター断層撮影装置
マルチスライスCTスキャナーシステム東芝メディカルシステムズ㈱ 社製
Alexion(アレクシオン)を導入しました。
本装置は飛躍的に検査時間を短縮できる16列スライス撮影機能により高度な
診察状況を提供するとともに、検査を受ける方々にも診断結果の説明しやすい
3D画像を提供できる非常に優れた装置です。

高精細

1mmの非常に薄いスライス厚での撮影により、従来のCTでは確認できなかった
小さな病変を一度の検査で描出できます。また、薄いスライスでの撮影により、
有用な3次元画像もご提供可能です。

被爆低減

患者様の体格に合わせた最適な線量での撮影や、より低線量で従来と同等の画質を
得ることができる機能など、最新の被曝低減技術により、従来装置に比べて大幅な
被曝低減を実現しました。
脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、頭部外傷をはじめ肺癌などの胸部疾患および肝臓癌
胆嚢癌、膵臓癌、などの上層部の癌から腎臓癌、膀胱癌などの下腹部の癌にいたるまで
全身の臓器の診断に効果を発揮します。

MRI

MRI検査の手順

(1)医師との問診
MRI検査が必要になった場合は、医師よりその旨が伝えられます。
その際に、簡単な注意事項と検査を行う日を指定されます。
(2)MRI検査
撮影時間は、検査内容によりますが約20分~40分ほどです。
※検査中は技師の指示に従ってください。
※リラックスして動かないようにしてください。
(3)医師からの説明
診察室にて、撮影された画像の説明を医師からお受け下さい。
検査までにご確認下さい

注意事項

・MRI(磁気共鳴画像法)は強い磁石と電波を使って画像を作ります。
従って、放射線の被爆や、痛みの無い安全な検査です。
検査中は「カンカンカン」という音がします。
・絶食の必要はありません。
・原則として、検査着に着替えていただきます。
・お体の不自由な方は、衣服に金属(ホック・ファスナーなど)が
ない服装でお越しください。

MRI

MRI装置(磁気共鳴断層撮影装置)は磁気を使用し、
体の内部を観察するもので、
レントゲンのような被曝がなく、通常は無害な検査です。
レントゲン写真では見ることのできない、
骨の内部、軟骨や靭帯、
半月板、椎間板、腱、筋肉などを描出することができます。

したがって単純レントゲン写真では特定することが
困難な疾患に対する診断に有効です。
当医院では、安心感と開放感を持って
検査を受けていただけるよう、
オープン型MRI装置を導入しました。
今までMRI検査を受診され、
大きな音(うるさい)や閉塞感(せまい)を感じられた方でも、
当クリニックのMRI検査では、そんな不快感を大幅に軽減することができます。
最新技術により20~30分程度横になっているだけで、全く苦痛も無く検査は終了いたします。

下記の物は持ち込めません。

・金属製のもの
鍼・時計・鍵・指輪・ネックレス・ピアス・ヘアピン・眼鏡など
・磁気を使用した物
エレキバン・カード類など
・金属のついている衣服
ズボン・スカート・スリップ・ブラジャー・ヒートテック素材
・その他
携帯電話・補聴器・入れ歯・湿布・カイロ・コルセット・ニトロダーム

次のいずれかに該当する場合は、事前にお申し出ください

・心臓ペースメーカーを装着されている方。
・脳内にシャント・埋込型人口内耳・可動型義眼のある方。
・妊娠中、又は妊娠の可能性のある方。

超高性能超音波(エコー)診断装置

より質の高い検査診断を行うために、
超高性能超音波(エコー)診断装置「東芝Aplio 300」を導入しました。
従来の機種に比べて極めて高い精度で対応します。
心臓の動きや、肝臓、腎臓、膵臓など内臓の様子や、
血管の動脈硬化の様子などを調べることができます。
体の表面から超音波を当てるだけですので、痛みもなく、
レントゲン検査、CT検査のように放射線被爆もなく、
患者様に負担がほとんどない検査です。
当院では腹部、頸動脈・甲状腺、心臓超音波検査を実施しています。

南 慎一郎 放射線技師 

チーズと炭酸が好きな南です。
一般撮影から高度診断機器まで撮影させていただきます
痛みの原因を素早く診察へつなげられるよう
お手伝いさせていただきます。
痛みの部位、御不安な点等ありましたら
お気軽にお知らせください。